村上海賊の娘

2014年の本屋大賞、村上海賊の娘読みました。
文庫だと4冊からなる長編。

能島村上の姫である主人公の景が、戦国の世になぜ闘うかということに打ちひしがれ、それでも闘うことを決意して村上海賊総出で死闘を制するのが圧巻。
物語の情景がありありと浮んで村上海賊のみならず真鍋家の海賊に対しても愛着がわきました。

こういう主人公が悩みながらも吹っ切れて成長していく物語が好きです。